センター試験8割取れる方法part5
前回は、大地形について話をしました。今回は、 小地形について話をしたいと思います。
小地形というのは、みなさんが日常的に目にしている地形のことです。
例えば、河川、湖、台地、扇状地、三角州などです。主には、平野と言われる部分です。
今回は、河川がつくる地形について話をしたいと思います。
まずは、山の出口を頂点にみられる扇状地についてです。
主に三種類分けられます。
扇頂 谷口集落
扇央 畑、果樹園
扇端 水田、集落
それぞれの場所での土地利用についてもまとめてみました。なぜ、このような土地利用になるかと言うと、「水」が絡んでいます。人間が生活するには水が必要です。そのため、水が得やすい地域では、集落が立地します。
一方の水が得にくい地域では、水をあまり必要としない、畑や果樹園が見られます。
扇状地の場合、
水を得にくい 扇央
水を得やすい 扇端(扇頂)
となります。
扇央が水が得にくい理由は、扇状地は山からの土砂が堆積してつくられた平野なので、粒の大きい土砂が堆積しています。なので、水が地面のしたへと、染み込んでいくので水を得にくいなります。そのため、河川も伏流して水無川となります。
代表例としては、百瀬川、山梨県、黒部川があります。地図帳にチェックしておくといいでしょう。
河川は、山から海に向かって流れていきます。その際に、河川は直線ではなく蛇行しながら流れていきます。そのため、蛇行することで洪水が起こって土砂が堆積します。
それで作られたのが氾濫原です。
氾濫原では、自然堤防といわれる、河川の両岸にできます。作られ方は、河川が洪水した際に土砂がたまったことでできます。そこには、集落が立地します。
最後に、河川の河口にできる三角州についてです。
三角州は、その名の通り、三角形をしています。高さが低いですが、水を得やすいので、水田や集落が立地しています。
世界では、三種類の三角州があります。
円弧状三角州 ナイル川
鳥趾状三角州 ミシシッピ川
カスプ状三角州 テベレ川
以上のところは有名なので地図帳にチェックしておくとよいと思います。
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